※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
毎日満員電車に揺られながら、あるいはパソコンの画面と睨めっこしながら、
「いつまでこんな働き方が続くんだろう」とため息をつきたくなる日はありませんか。
SNSを開けば「FIRE(早期リタイア)」の話題が飛び交い、
自分も早く自由になりたいと願う気持ち、痛いほどよくわかります。
今回ご紹介するのは、
そんな私たちの「働きたくない」「結婚にメリットを感じない」
という等身大の気持ちを入り口に、少し先の日本の未来をリアルに覗き見させてくれる一冊です。
将来への漠然とした不安に優しく寄り添いながら、
私たちがこれからどう生きていけばいいのか、そのヒントを手渡してくれますよ。
なぜ私たちは「働きたくない」と願うのか

今の働き方に息苦しさを感じているのは、決してあなただけではありません。
この本では、私たちが仕事に対して抱く「拒否感」の正体を丁寧に解き明かしてくれます。
就職する前は「社会の役に立ちたい」と希望に燃えていたはずなのに、
入社してみると理不尽なルールや意味のない忖度が横行する古い企業体質(JTC)に直面します。 若手ばかりが苦労をして、やる気はないのにポストは手放さない「働かないおじさん」の存在に、モヤモヤした経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな「鉄の檻」のような環境に疲弊し、
結果として「ここから解放されたい」とFIREを夢見るようになる過程がとてもリアルに描かれています。
また、賃金が上がらないのに「やりがい」ばかりを強調される環境や、
頑張っても給料が見合わない管理職の現実。
こうした背景を知ると、「仕事が嫌になるのも無理はないよね」と、
自分の気持ちを代弁してもらえたような気持ちになります。
誰もが最初から働くことが嫌いだったわけではなく、
環境がそうさせてしまっているという視点に、心がスッと軽くなります。

会社の意味のわからないルールなど
たまにみんなどう思ってやってるの?ってなるよね。
お金と結婚、そして「一人」を選ぶ自由

「結婚はしたいけれど、一人でいる方が気楽かもしれない」と揺れ動く現代の空気感も、
データとともに紐解かれていきます。
昔のように「結婚するのが当たり前」という時代は終わり、
今や結婚は選択肢の一つになりました。
子どもを一人育てるのに何千万円もかかると言われる時代です。
住宅費や教育費の高騰を考えると、
「無理をしてまで結婚しなくてもいい」「自分のためにお金と時間を使いたい」
と考える人が増えるのは、ごく自然な流れですよね。
恋愛が結婚の前提になったことで出会いのハードルが上がり、
さらに「一人でも不便なく生きていける社会」になったことが、非婚化を後押ししています。
結婚に対する価値観が「社会的承認」から「リスクやコスパ」へと変化していく背景を読むと、
今の社会を生きる私たちが直面している悩みの深さが浮き彫りになります。

お金に余裕がないと生まれてきた
子供も大変になっちゃうよね…
こんな人におすすめ
ここで少し、この本がどんな方にぴったりなのかをご紹介しますね。
・20代〜40代の、これからの働き方や生き方に迷いを感じている人
・「FIRE」に憧れがあるけれど、現実的にどうなのか知りたい人
・子育て世代で、将来の教育費や日本の未来に漠然とした不安がある人
・毎日の仕事に疲れていて、社会の仕組みを少し俯瞰してみたい人
夜、家事がひと段落して温かいお茶を飲みながら、
あるいは休日の午後にひとりでゆっくりページをめくりたくなる本です。
読んだあとは、社会に対する漠然とした不安の正体が整理されて、
「自分にとっての本当の幸せって何だろう」「無理のない範囲で今の生活を見直してみようかな」と、肩の力を抜いて前を向けるようになります。
こちらもオススメです
『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』(ジェイエル・コリンズ著)
「もし自分の子どもが、将来お金のことで理不尽な思いをしたり、
嫌な仕事から逃げられなくなったりしたら……」
そんな親心から生まれた、世界中で愛読されている投資本があります。
私自身、娘のこれからの人生を思い浮かべながら、
まるで自分への手紙のように夢中で読み進めてしまいました。
こんな人におすすめ
・子どもに「お金の正しい知識」をどう伝えていいか迷っている親御さん
・投資=ギャンブルのような怖いもの、というイメージが拭えない人
・複雑なことは抜きにして、一番シンプルで強い資産形成を知りたい人
お金の本でありながら、根底にあるのは「自由に生きてほしい」という温かなメッセージです。
投資の第一歩を踏み出したい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
みんながFIREした先の少しリアルな未来
もし、みんなが仕事を辞めて自由になったら、私たちの社会はどうなるのでしょうか。
本書の中盤以降では、
労働者が減ることで起きる「インフレリスク」について鋭く切り込んでいます。
働く人が減るということは、モノやサービスを提供する人が減るということです。
でも、消費する人の数が急に減るわけではないため、需要と供給のバランスが崩れ、
猛烈な人手不足とインフレが起こるリスクが指摘されています。
お金さえ払えば何でも手に入っていた時代から、
お金を払っても医療や生活サービスが受けられなくなるかもしれない未来。
資産を切り崩しながら生活する人にとって、物価が上がり続けるインフレは天敵です。
「FIREをして自由になりたい」と願う人が増えるほど、皮肉にも物価が上がり、
リタイア生活そのものが厳しくなってしまうという現実は、ハッとさせられる視点でした。

子供の頃はお金があれば何でも
できると思ってたけど今は違うんだね。
毎日10分の「無駄をなくす」という希望
未来の予測は少し厳しいものもありますが、決して絶望で終わる本ではありません。
人口が3000万人規模に減っていく100年後の日本を想定しながら、
私たちがどう生き残っていくかのヒントがしっかり提示されています。
AIなどの技術をうまく活用して生産性を上げていくことの重要性はもちろんですが、
一番心に響いたのは「毎月10分の無駄をなくす」という言葉でした。
意味のない会議や、前例踏襲だけのルールをやめる。
そんなほんの少しの業務改善を積み重ねるだけで、
社会全体の生産性は大きく変わる可能性があるのです。
大きな社会の仕組みを変えるのは難しくても、
自分の目の前にある「10分の無駄」を見直すことなら、明日からでも始められそうですよね。

変なルールを壊して生産性が
上がっていけばみんな喜ぶかもね。
読了後の私の気持ち
読み終えたとき、私は自分自身のこれからの働き方について、深く考えさせられました。
実は私も、自分のペースでブログを育てながら、
いつかは経済的な自由を手に入れたいなと目標にしている一人です。
でもこの本を読んで、もし完全に自由になれたとしても、社会との繋がりを絶つのではなく、
自分に合う形で何かしらの仕事を続けていきたいと素直に思いました。
子どもたちを育てている親として、教育費の高騰や、
彼らが大人になる頃の日本の姿を想像すると、正直なところ不安を覚える部分もありました。
けれど、働く人が減っていく日本だからこそ、ただ逃げ切ることを考えるのではなく、
経済的にも精神的にも、
周りの人たちや社会を少しでもサポートできるような存在でありたいと感じたのです。
「毎月10分の無駄をなくす」という言葉に背中を押され、
まずは目の前の小さなことから少しずつ変えていこうと思えた、とても前向きな読書体験でした。

僕はFIREする以前に
バイトすらしたくないんだけど…

こんなぐうたらにならないで
しっかり稼いでたくさん遊んで
かっこいい背中を見せてあげようね。
気になった方はこちらからチェックしてみてください。
『働く人が減っていく国でこれから起きること』は、各ストアで詳しく見られます!
読書の時間が取りにくい方には、耳で楽しめる「Audible」もおすすめです。
通勤中や家事の合間に聴けるので、意外と読書が身近になりますよ。
→ Audibleを30日無料で試してみる
コメント