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その食欲、実はタンパク質不足かも?『食欲人』でわかる食べすぎの理由と対策

目次はじめに食後にお菓子が欲しくなる理由バッタも実験対象!?タンパク質の重要性食欲の本当の目的食環境と私たちの選択無理をしない、でも知っておきたいまとめ──「賢い食事」のために1. はじめに図書館のおすすめ棚で出会った『食欲人』。タイトルに...
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疲れた心に、ほんのりスリル。『アガシラと黒塗りの村』で非日常を楽しもう

大学時代の親友からの一本の連絡がきっかけだった。舞台は巨人伝説が残る因習深い村。土砂崩れで現れた古文書、その解読のために村を訪れた青年・黒木は、やがて不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく。青春、民俗学、そして謎解きのスリル。『アガシラと黒...
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人生に迷ってる人はこの本を読んで。心に火をつけてくれる『くもをさがす』」

目次はじめにカナダでの闘病とユーモア恐怖と孤独、そして人とのつながり医療の違いに見る文化文章がくれる「疑似体験」の力生き方を見つめ直すきっかけにおわりに1. はじめに西加奈子さんの『くもをさがす』を読了しました。カナダ滞在中に乳がんと診断さ...
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沖永良部島の歴史と文化を知り、今を生きる知恵を得る一冊『神の島のこどもたち』

『神の島のこどもたち』は、前作『神に守られた島』の7年後を描いた物語です。この本は、沖永良部島の島民たちがアメリカ統治下から日本復帰へと向かう過程を描いており、その過程で感じられる島民の強い決意や歴史を大切にする姿勢が心に響きます。前作『神...
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AIに裁かれる未来が怖い…そんな不安を整理できる小説──『有罪、とAIは告げた』を読んで

目次作品概要AI裁判官〈法神〉とは正義は機械に委ねられるのか効率化と感情のジレンマ未来への問いかけ1. 作品概要『有罪、とAIは告げた』は、東京高裁に試験導入されたAI裁判官「法神2」をめぐる社会派ミステリー。中国から技術提供されたこのAI...
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島の歌と涙—沖永良部島の戦時中の暮らし『神に守られた島』

『神に守られた島』読了レビュー目次沖永良部島の戦時中の暮らし迫り来る戦争の現実逆境の中での優しさと希望戦争とその影響終戦後の気づきと感想1. 沖永良部島の戦時中の暮らし『神に守られた島』は、戦時中から終戦直後までの沖永良部島の人々の暮らしを...
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『絶対正義』感想|正義を振りかざす怖さに震える小説【秋吉理香子】

『絶対正義』読了。正しさは人を救うか、それとも追い詰めるのか目次範子という存在がもたらす恐怖「正義」は誰のためにあるのかSNS社会とのリンク読後に残るモヤモヤと問いまとめ:正義とは何か1. 範子という存在がもたらす恐怖秋吉理香子さんの小説『...
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映画みたいに面白い!シドニィ・シェルダンの新・代表作

『異常気象売ります(下)』#読了レビュー📘 上巻のレビューは こちらから読めます。奇跡の連続が織りなす、息もつかせぬ展開。全ページがクライマックス!目次作品概要物語の魅力ケリーとダイアンの関係性スリリングな展開と黒幕異常気象というテーマ読後...
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【超訳で読みやすい】『異常気象売ります』は翻訳初心者にもおすすめの一冊!

『異常気象売ります 上 』#読了レビュー作品概要と読後の印象シドニィ・シェルダン原作の超訳サスペンス『異常気象売ります』を読了しました。テンポよく展開するストーリーと、魅力的なキャラクターたちに引き込まれ、一気に読み終えてしまいました。まさ...
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「自己責任」じゃ片づけられない現実が、ここにある。

読むだけで「人を助けたくなる」気持ちが芽生える『夜が明ける』感想レビュー子どもの貧困やネグレクト、ジェンダー、売春、ブラック企業、奨学金……現代日本が抱える多くの問題をリアルに描き出した一作。「自己責任」という言葉の怖さを知り、誰かに頼って...
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