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「あの人とは、どうしても合わないな…」 職場で、家庭で、
友だちとの間で、そう感じたことはありませんか?
よかれと思って言ったのに、なぜか相手が不機嫌になってしまう。
こちらは普通に話しているだけなのに、いつの間にかケンカになっている。
「なんでわかってくれないの?」 そんな気持ちが積み重なると、
人と関わること自体が少しずつしんどくなってきますよね。
今回ご紹介する『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合ってないから』
(著者:稲場真由美)は、そんな「合わない」の正体をそっと教えてくれる一冊です。
読み終えたあと、肩の力がふっと抜けるような感覚が残る本作。
人間関係にちょっと疲れているあなたへ、この本の魅力と気づきを紹介させてください。
「性格が合わない」じゃなかった!すれ違いの本当の理由

私がこの本を手にとったのは、職場の人間関係に疲れていたときでした。
紹介文にあった「人間関係のモヤモヤから抜け出して、
ストレスフリーに生きましょう」という一文に、思わず引き寄せられてしまったんです。
私たちはつい、うまくいかない相手のことを「性格が合わない」
「価値観が違う」と片づけてしまいがちです。
しかし、著者の稲場真由美さんは、そこに別の理由があると教えてくれます。
それは、合わないのではなく、ただ言葉の「受け取り方」が違うだけということ。
同じ言葉を聞いても、人によってまったく逆の意味に解釈していることがあるのです。
これを知ったとき、私はなんだか心が救われたような気持ちになりました。

教えていたつもりなのに
押し付けられたと思われてたんだ…
モヤモヤの正体は「相手も自分と同じはず」という思い込み

誰かの言葉にモヤッとする原因は、相手の性格そのものにあるわけではないそうです。
本当の原因は、「相手も自分と同じように考えるはず」という思い込みにあります。
たとえば、自分がされてうれしいことを相手にしてあげたのに、
相手はちっともうれしそうじゃない。
むしろ「余計なお世話だ」という顔をしている。
こちらは精一杯のことをしたのに届かないのは悲しいですよね。
でも、それは相手が冷たいからでも、こちらが間違っているからでもありません。
そもそも「うれしいと感じるポイント」が違うだけなんです。
「自分のふつう」が「相手のふつう」とは限らない。
この事実に気づくだけで、人を見る目がずっとやわらかくなります。

この本がなかったらと相手が
おかしいんだと勘違いするとこだったよ。
相手と自分は違う!4つの性格タイプを知る
この本では、性格を大きく4つのタイプに分ける考え方が土台になっています。
分け方は非常にシンプルで、以下の2つの軸の組み合わせです。
- 物事を「相手軸」で考えるか、「自分軸」で考えるか
- 「計画重視」で動くか、「臨機応変」に動くか
これを掛け合わせると、以下の4タイプが見えてきます。
- ロジカル:納得してから動きたい、自分のペースを大切にするしっかり者
- ビジョン:自由に思うまま動きたい、自分の感性を大切にする天才肌
- ピース・プランニング:人の役に立ちたい、共感と筋を大切にする平和主義者
- ピース・フレキシブル:人の役に立ちたい、共感と輪を大切にする平和主義者
おもしろいのは、これが血液型占いのように
「人を決めつけるためのもの」ではないということです。
「同じ会話でも、相手はまったく逆に受け取っているかもしれない」と気づくための地図
として読むと、すっと腑に落ちます。

あくまでこう考える傾向があるだけで
はっきり分かれてるんじゃないよ。
伝え方より「受け止め方」を変えれば人間関係はラクになる
世の中には「伝え方」のノウハウ本がたくさんあります。
でもこの本がユニークなのは、
その前にまず「受け止め方」を見直しましょうと提案しているところです。
大事なのは、「我慢して相手に合わせる」ことではありません。
どちらかが折れて飲み込むのではなく、お互いに我慢なく、違いをただ理解すること。
「この人はこういうタイプだから、こう受け取ったんだな」と思えれば、
我慢する必要そのものがなくなっていきます。
この発想の転換には、読んでいて何度もハッとさせられました。

受け取り方のバリエーションを
たくさん知っていると相手が
どう受け取るのかも想像できるね。
こんな人におすすめの本です
ここまで読んで、「自分のことかもしれない」と思った方も多いのではないでしょうか。
本作は、以下のような人にそっと寄り添ってくれます。
- 職場の人間関係に、なんとなく疲れている人
- 家族やパートナーと、同じことで何度もケンカしてしまう人
- 「よかれと思って」が、なぜか裏目に出てしまう人
- 「普通はこう言うのに」という気持ちを手放したい人
- 人づきあいが苦手で、少しラクになりたい人
年齢も、立場も問いません。
子育て中の方も、仕事で悩む方も、「人と関わるすべての人」に開かれている本だと感じました。
あわせて読みたい
人間関係のすれ違いや、コミュニケーションのモヤモヤを
もっと根本から解決したいと感じた方には、こちらの記事もおすすめです。
心理学の視点から人間関係を好転させるヒントが詰まった、
松村亜里さんの『うまくいかない人間関係 逆転の法則』についても感想をまとめています。
ぜひ、あわせて読んでみてください
まとめ|受け止め方を変えれば、心はずっと軽くなる
この本を読んでから、人を見る目が少し変わりました。
「なんであんな言い方をするの」と思っていたことが、
「ああ、この人はこう受け取るタイプなんだな」に変わる。
それだけで、心のざわつきはずいぶん減ります。
考え方ひとつで、こんなにも気持ちが軽くなるんだと実感できたのが、
いちばんの収穫でした。
他者を100%理解するのは簡単ではありません。
それでも、自分の中の受け止め方なら、今日から変えていけます。
もし今、誰かとの関係に疲れているなら。
この本が、あなたの心をふっと軽くしてくれるはずです。

ゴハンくんは食いしん坊でなんでも食べちゃう
からまんまる猫になっちゃうんじゃないの?

僕はなんでも食べるから
嫌いなおかずが出たら持ってきて
くれたら食べてあげるからね。

少し嫌味だったのに
捉え方ポジティブで
全くこたえませんでした。
気になった方はこちらからチェックしてみてください。
『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから』は、各ストアで詳しく見られます!
読書の時間が取りにくい方には、耳で楽しめる「Audible」もおすすめです。
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