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「あのとき、ああすればよかった」
そんな後悔が、ふとした瞬間によみがえることはありませんか。
誰かを傷つけてしまった記憶。言えなかった言葉。選べなかった道。
まじめに生きてきたからこそ、過去の自分を責め続けてしまう。
この記事では、禅僧の枡野俊明さんが書いた『罪悪感の手放し方』をご紹介します。
宗教の知識がなくても大丈夫。難しい教えを押しつけてくる本でもありません。
「罪悪感を感じやすいあなた」に向けて、考え方をそっと変えてくれる一冊です。
読み終えたとき、すこし肩の力が抜けているかもしれません。
『罪悪感の手放し方』の要約:罪悪感って、悪いものじゃないらしい

「罪悪感がある人=ダメな人」ではありません。
この本を読んでまず驚いたのが、罪悪感そのものの捉え方でした。
著者の枡野さんはこう言います。
罪悪感がない人はいない。そして、罪悪感こそが「生きている証」のようなもの、と。
それは「鎖」にもなるし、「翼」にもなる。
どちらになるかは、あなたの生き方しだい。
罪悪感を感じやすいということは、それだけ誠実に生きようとしてきたということ。
自分を責める前に、そこに気づいてほしい、というのがこの本の出発点です。

一緒に罪悪感
減らしていこうね。
まじめに生きてきたあなたへ:どんな人に読んでほしい本か
この本が特に刺さるのは、こんな方ではないかと思います。
・過去の失敗や後悔を、何度も思い出してしまう人
・誰かを傷つけてしまったことを、ずっと引きずっている人
・子育てや介護で、自分に嫌気がさすことがある人
・「いい人」を演じてしまって疲れている人
・まじめすぎると言われたことがある人
年齢でいえば、30代から60代くらいの方に特に響きそうな内容です。
でも、人間関係に悩み始める20代にも、ぜひ手に取ってほしい一冊。
「自分だけがこんなにつらいのかな」と感じている人に、
「あなただけじゃないよ」と言ってくれる本です。
あわせて読みたい:他人の目が気になってしまう方へ
「まじめすぎて疲れてしまう」「つい『いい人』を演じてしまう」という方には、
アドラー心理学を解説した大ベストセラー『嫌われる勇気』もおすすめです。
禅の教えとはまた違ったアプローチですが、「他者の課題と自分の課題を分離する」
という考え方は、罪悪感や対人関係の悩みをさらに軽くしてくれます。
どんなシーンで読みたくなる本か
夜、ひとりになったとき。
仕事を終えて、家族が寝静まった後。
お気に入りのマグカップを持って、ソファに座ったとき。
そういう「一人でいられる静かな時間」に、ページをひらいてほしい本です。
通勤・通学の合間にも読めます。
短い章立てで、ひとつひとつがそれほど長くないので、電車の中でもすっと読み進められます。
気持ちが落ち込んでいるとき、誰かに話を聞いてほしいとき、
でも言葉にするのが難しいとき。
そんなタイミングでそっと開く本として、手元に置いておきたくなります。

夜中に一人反省会
しちゃったら読んでみよう。
枡野俊明さんが教える「禅」の言葉が、意外とすっと入ってくる
「禅」と聞くと、なんだか難しそう。そう感じる方も多いと思います。
私もそうでした。正直、仏教の知識はほとんどありません。
でもこの本は、難しい概念をそのまま押しつけてくるわけではありません。
「子育て中についカッとしてしまった」「部下を怒りすぎた」
「いじめの加害者だった過去がある」といった、
リアルな悩みに一つひとつ答えていく形式になっています。
読んでいて「これ、私のことだ」と思う場面が何度もありました。
ところどころに禅の言葉が出てきますが、難しい熟語を覚えなくても大丈夫。
むしろ、その言葉の前後にある「考え方」のほうが、じわじわと効いてきます。
「日々是好日(にちにちこれこうにち)」という言葉が印象に残りました。
どんな日でも「いい日」にできる。主人公は自分自身だから。
晴れた日には晴れの良さを。
雨の日には、雨の日ならではの過ごし方を。
今日という日を「いい日」にするのは、あなたしだい。
この言葉が、読み終えた後もずっと残っています。

僕は毎日を
楽しんでいるよ。
【書評】心に刺さった名言と、いくつかのこと

内容をすべてお伝えするのは難しいですが、特に響いたことをいくつか。
・謝る最善のタイミングは「すぐ」。後になるほど、何倍も大変になる。
・「すいません」を「ありがとう」に変えるだけで、相手も自分も変わる。
・「いい人」を演じ続けると、逆に信頼されにくくなる。
・竹は細くても、強風に揺れても、元の場所に戻ってくる。人もそれでいい。
・万法帰一(ばんぽういちにきす)。苦しみも悲しみも幸せも、一生は続かない。
どれも「そうだよな」と膝を打つような言葉ばかり。
頭でわかっていたつもりでいて、ちゃんと受け取れていなかったことを気づかせてもらいました。

いざその状況になっても
なかなか思い出せないんだよな。
子育ての罪悪感を手放す:「完璧な親」も「完璧な自分」も、
いなくていい
子育てや介護の話が出てくる章は、特に読んでいてほっとしました。
「完璧な親などいない」という言葉があります。
完璧じゃないからこそ、子どもの悩みにも寄り添える。
これを読んで、「ちゃんとできていない」と思っていた自分を、すこし許せた気がしました。
「いい親」の定義って、誰が決めるんでしょう。
世間のイメージに合わせることより、自分なりに子どもを想うことの方が大事、
とこの本は言っています。
子育てが辛いとき、介護に疲れたとき。
そのページをひらくだけで、ちょっと楽になれると思います。

子供が嫌いでも、親がいなくなれなど
思っても大丈夫だから安心してね。
本書を読んで得られる気づきと心の変化
この本を読み終えたとき、何かが劇的に変わるわけではありません。
でも、すこし考え方の角度が変わります。
・過去の自分を責めることが、すこし減る
・「今日」という日を、いとおしく思える
・誰かに優しくしたくなる
・「これでよかったのかもしれない」と思える瞬間が増える
それくらいでじゅうぶん、と私は思います。
人生は急に変わらなくていい。
毎日、一滴の水を落とし続けることで、固い石にも穴が開く。
その感覚で、この本と付き合っていけたらいいなと感じました。

毎日の努力が自分を
変えていってくれるよ。
読み終えて、私が感じたこと
正直に言うと、読む前はすこし身構えていました。
禅の本って、説教っぽくなるんじゃないかなって。
でも読み進めるうちに、そういう雰囲気はまったくありませんでした。
むしろ、「そうそう、そうなんだよ」と心の中でうなずきながら読んでいました。
特に「まじめさ」が揶揄されることへのまなざし。
この本はまじめに悩む人を、まじめに受け止めてくれます。
私はずっとまじめに生きてきたつもりでいて、その「まじめさ」が裏目に出ることも多かった。
だからこそ、この本の語り口にずいぶん救われました。
読み終えたとき、「罪悪感って、全部手放さなくてもいいんだな」と思いました。
うまく付き合っていければ、それが「翼」になる。
そう気づかせてもらえたことが、いちばんの収穫でした。

悪いことしたらすぐに
謝らないと何倍も大変になるよ。

ごめん。。。
爪といだら
ソファーが…。
書籍情報
タイトル:罪悪感の手放し方
著者:枡野俊明
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