【書評】副業の第一歩に!『マンガでやさしくわかる事業計画書』(井口嘉則 著 / 飛高翔 作画)で「なんとなく」をかたちにしよう

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「副業で少し稼げたらいいな」 「いつか自分の得意なことで、誰かの役に立てたら」

毎日一生懸命働いていると、ふとそんな思いが頭をよぎることはありませんか?
でも、いざ始めようと思っても、「何から手をつければいいのかわからない」「本当に自分にできるのかな」と、不安になって足が止まってしまう方が多いはずです。

頭の中にある「やりたいこと」を、どうやって現実のものにしていくのか。
誰に、どうやって届けるのか。

この記事で紹介する『マンガでやさしくわかる事業計画書』は、そんなあなたのぼんやりとした思いを、具体的な形に変えるための羅針盤になってくれる一冊です。

難しい専門用語に身構える必要はありません。
まずは主人公と一緒に、新しいことを始めるワクワクと、少しの苦労を体験してみませんか?

読書と猫が大好きです。
「次に何読もう?」のヒントになる記事を届けています。
あなたの“次の一冊”につながればうれしいです。

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頭の中の「アイデア」を現実の世界に引っ張り出す

頭の中の「アイデア」を現実の世界に引っ張り出すイメージ画像

なんとなく思い描いている夢やアイデアも、そのままではただの想像で終わってしまいます。

「こんなサービスがあったらいいな」と思い立っても、それをどうやってお金に変えるのか、誰に喜んでもらうのかを考えるのは意外と難しいものですよね。
この本では、頭の中のアイデアを具体的な計画に落とし込むための「7つのステップ」が丁寧に解説されています。

今の世の中にあるものの「欠点」を見つけてみたり、少し条件を変えてみたり。
無理にすごいものをひらめかなくても、思考の枠を少し外すだけで新しいアイデアの種が見つかる発想法がたくさん紹介されています。

そして、ただアイデアを出すだけでなく、「なぜ自分がそれをやるのか」「そもそもどんなことで世の中の役に立ちたいのか」という根本的な部分まで問いかけてくれます。
副業であっても、ただ利益を追うだけではなく、「誰を笑顔にしたいのか」というビジョンが、人を引き寄せる大きな力になるのだと教えてくれます。

ネオンくん
ネオンくん

お金を稼ぐのは欲しい
気持ちだけじゃ難しんだね。

マンガのストーリーに感情移入しながら楽しく学べる

専門用語が並ぶビジネス書を最後まで読み通すのは、少し気合がいりますよね。

本書の魅力は、何と言っても親しみやすいマンガのストーリーに沿って、事業の作り方を疑似体験できるところです。
物語の主人公は、経営が苦しい酒造店を継いだ女性、碧(みどり)。
彼女がこれまでの酒造りの技術を活かして、新しい化粧品を作るという新規事業に挑戦していきます。

最初は「いいものができた!」と熱意だけで突っ走ろうとしますが、そこには「誰にどうやって売るのか」「お金はどうするのか」という現実の壁が立ちはだかります。
読者は碧の奮闘を見守りながら、ターゲットをどう絞り込むか、相手に自分の熱意を伝えるためにどんなストーリーを組み立てるかを自然に吸収していくことができます。

理屈だけでなく、「人は感情とイメージで動く生き物」という言葉が、ビジネスにおいても人間関係においても大切な真理だと気づかせてくれます。

ゴハンくん
ゴハンくん

僕もやらないといけないのに
ゴロゴロしたい感情にやられちゃうよ…

お金と数字に向き合うことで見えてくる「現在地と目的地」

お金と数字に向き合うことで見えてくる「現在地と目的地」

何かを始める時、一番頭を悩ませるのがお金のことかもしれません。

本の中では、商品を売って利益を出すための「事業収支計画」についても、マンガと図解を交えながらわかりやすく解説されています。
固定費や変動費、利益の仕組み、そして「手元にどれくらいお金が残るのか」というキャッシュフローの考え方。

正直なところ、私はこれまで「副業で月に数万円でも稼げたらいいな」と少し軽く考えていました。
でも、この本でお金がどう動いていくのか、いかに緻密に数字を積み上げていく必要があるのかを知り、「自分でお金を生み出すことのリアルな厳しさ」を教えられました。

それと同時に、会社員として毎月決まったお給料をもらえることが、どれだけありがたく、守られた環境であるかということも改めて実感したのです。
何かを始めるなら、「今の自分がどこにいて、どこを目指しているのか」をしっかりと理解していないと、すぐに迷子になってしまいます。
この本は、そんな当たり前だけれど見落としがちな事実を、そっと目の前に提示してくれます。

ネオンくん
ネオンくん

お金稼ごうとしてなんで
お金無くなってるのかがこの本でわかったよ。

誰におすすめの本か

・20代から40代の、副業や新しい働き方に興味がある方
・「やりたいこと」の種はあるけれど、どう育てていいかわからない方
・小難しいビジネス書を読むと、途中で眠くなってしまう方

通勤電車の中や、週末のカフェでひとりゆっくり過ごす時間。
「これからの自分、どうしていこうかな」と、少し未来に思いを馳せたい気分の時にぴったりの一冊です。

難しい数式や専門用語に悩まされることなく、マンガの主人公と一緒に「自分ならどうするだろう?」と考えながら読み進められます。
読み終える頃には、「なんだか難しそう」という不安が少し薄れ、「まずは小さな一歩から、自分のアイデアを形にしてみよう」と前向きな気持ちになっているはずです。


こちらもオススメです

『この先の、稼ぎ方がわからない。50歳から考えるお仕事図鑑』(門賀美央子 著)

 50代からのキャリア不安を解消する、リアルな「働き方カタログ」です。
これまでの経験の活かし方から新しい分野への挑戦まで、人生後半戦の収入と生きがいを作るヒントが詰まっています。

小さな目標から、少しずつ育てていきたい

私は最初、本当に軽い気持ちでこの本を手に取りました。
「副業を始めるための、簡単なコツでも書いてあるかな」という程度の期待だったのです。

でも読み進めるうちに、事業を成り立たせるためには、これほどまでに数字やお金の流れを細かく意識し、計画を練らなければならないのかと衝撃を受けました。
今の自分の知識の少なさに少し圧倒されてしまったのも事実です。

ただ、それは決してネガティブな感情ではありませんでした。
自分が会社という組織の中でどれだけ守られ、恵まれた環境で働いているのかを心から実感できましたし、だからこそ、焦らずに自分の現在地を確かめながら進んでいけばいいのだと思えたからです。

いきなり大きな事業を起こす必要なんてありません。
まずはノートを開いて、自分の好きなこと、誰かの役に立てそうなことを書き出してみる。
そんな小さな行動から始めて、いつか大きな花を咲かせられるようにじっくり取り組みたい。
私の中に、そんな新しい目標の種を植え付けてくれた大切な一冊になりました。

ゴハンくん
ゴハンくん

お客さんのことだけ考えて安くしていたら
事業は失敗しちゃうんだね。

ネオンくん
ネオンくん

ちゃんと僕のお給料も払ってくれないと
猫の手だってどんどん値上がりするんだから。


気になった方はこちらからチェックしてみてください。
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