3745003

女性の生き方

寺地はるな

寺地はるな『今日のハチミツ、あしたの私』蜜蜂がくれた生き直す力

この本から得られるもの「自分を大切にすること」の本当の意味がわかる生きづらさや自己否定感に寄り添ってくれる蜜蜂やハチミツを通して、自然の力と生きる知恵を学べる主人公の成長から、居場所をつくる勇気をもらえる読むことで、人生に行き詰まりを感じて...
綿矢りさ

コロナ禍の北京で完全勝利!?『パッキパキ北京』感想と学び

この本から得られるもの海外駐在や移住生活のリアルな体験を疑似体験できる「どんな状況でも楽しむ力」を持つ菖蒲の生き方から学べる異文化や夫婦関係の価値観の違いについて考えられる自分らしく生きることの大切さを感じられるコロナ禍という特殊な時代の記...
町田そのこ

母に捨てられた娘が選ぶ再生の物語『星を掬う』

「母に捨てられた」「不幸になったのは誰かのせい」「人生が思うようにいかない」——そんな感情にとらわれながら生きてきた主人公が、かつての母との記憶を辿り、再会し、赦し、そして自分自身の人生を歩き直すまでの物語。それが、町田そのこさんの小説『星...
逢坂冬馬

『同志少女よ、敵を撃て』|戦争、復讐、そして正義とは何か

1. はじめにもし、すべてを奪われたら——あなたは何のために戦いますか?そして、どこまでが“正義”だと信じられますか?逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』は、そんな問いを突きつけてくる物語です。本書は、第11回アガサ・クリスティー賞を受賞...
千早茜

『しろがねの葉』千早茜|銀山に生きた少女ウメの物語

1. はじめに|なぜ今、『しろがねの葉』なのか千早茜さんの小説『しろがねの葉』は、戦国時代末期、関ヶ原の戦いを挟んだ時代の石見銀山を舞台に、一人の少女・ウメの人生を描いた物語です。歴史小説でありながら、名を残さぬ人々の息づかいや、時代に抗い...
本の紹介

欲望と料理の先に見えた、“本物の自分”とは?柚木麻子小説

1. 作品概要とあらすじ柚木麻子さんの『BUTTER』は、実際に起きた首都圏連続不審死事件をモチーフにしたフィクション作品です。しかしこの小説は単なる事件の再構築ではなく、"女性"という存在の社会的な立ち位置や生き方、欲望や自己表現、そして...
垣谷美雨

垣谷美雨『マンダラチャート』|昭和の女性差別と生き方を描く

1. 小説『マンダラチャート』とは?「もし、あの時の自分に今の考えを伝えられたら──あなたは人生を変えたいと思いますか?」垣谷美雨さんの小説『マンダラチャート』は、63歳の主婦・北園雅美が、人生や社会への違和感を抱えながらも、自らのマンダラ...
evie_chapyをフォローする