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2025-05

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『絶対正義』感想|正義を振りかざす怖さに震える小説【秋吉理香子】

『絶対正義』読了。正しさは人を救うか、それとも追い詰めるのか目次範子という存在がもたらす恐怖「正義」は誰のためにあるのかSNS社会とのリンク読後に残るモヤモヤと問いまとめ:正義とは何か1. 範子という存在がもたらす恐怖秋吉理香子さんの小説『...
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映画みたいに面白い!シドニィ・シェルダンの新・代表作

『異常気象売ります(下)』#読了レビュー📘 上巻のレビューは こちらから読めます。奇跡の連続が織りなす、息もつかせぬ展開。全ページがクライマックス!目次作品概要物語の魅力ケリーとダイアンの関係性スリリングな展開と黒幕異常気象というテーマ読後...
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【超訳で読みやすい】『異常気象売ります』は翻訳初心者にもおすすめの一冊!

『異常気象売ります 上 』#読了レビュー作品概要と読後の印象シドニィ・シェルダン原作の超訳サスペンス『異常気象売ります』を読了しました。テンポよく展開するストーリーと、魅力的なキャラクターたちに引き込まれ、一気に読み終えてしまいました。まさ...
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「自己責任」じゃ片づけられない現実が、ここにある。

読むだけで「人を助けたくなる」気持ちが芽生える『夜が明ける』感想レビュー子どもの貧困やネグレクト、ジェンダー、売春、ブラック企業、奨学金……現代日本が抱える多くの問題をリアルに描き出した一作。「自己責任」という言葉の怖さを知り、誰かに頼って...
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不幸も笑いに変える、こだまさんの心温まる旅日記

こだまさんのユーモアが心に染みる、旅のエッセイ『縁もゆかりもあったのだ』は、こだまさんのエッセイです。この本を手に取ることで、日常の小さなハプニングに笑い、旅の中で気づく「縁」や「つながり」に温かさを感じることができます。旅のエッセイとして...
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隣の芝生が青く見えるあなたへ──『誰かが見ている』感想

誰かの家庭が完璧に見えて、つい自分と比べてしまうことはありませんか?そんな人にぜひ読んでほしいのが『誰かが見ている』です。家庭や育児の“見えない部分”にそっと光をあててくれるこの物語は、他人と比べることで苦しくなってしまう私たちの心を、じん...
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怖いものに触れたいあなたへ。『残穢』が明かす、呪いの真実とは

「残穢」—不思議な音に隠された恐怖の真実あなたの家でも不安な音が聞こえたことがあるなら、この本を読んで、さらに恐怖を感じることになるかもしれません。『残穢』は、そんな日常の中に潜む「穢れ」や呪いの連鎖を追いかけ、徐々にその恐怖が明らかになっ...
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悲しみを閉じて、未来へ歩く――『すずめの戸締まり』に心を救われた。

その悲しみは、未来を守る力になる――『すずめの戸締まり』読了感想※本記事には一部ネタバレを含みます。未読・未視聴の方はご注意ください。心に傷を抱えるすべての人へ震災で大切な人を失ったことのある人、災害を“他人事じゃない”と感じたことがある人...
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「レベル2なのに難しい!?」ラダーシリーズ『ガリバー旅行記』が想像以上に骨太だった話

背景を知らずに読むのはもったいない。『ガリバー旅行記』で気づいた、寓話の深み英語初中級者向けのラダーシリーズLevel 2。でも、なぜか他の本よりも難しく感じる。そう思ったことはありませんか?今回紹介するのは、簡単なはずなのに読み応えがあっ...
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『名探偵じゃなくても』──謎を解くたび、別れが近づいていく

認知症と向き合う名探偵が、今日も謎を解く。ただの“お涙ちょうだい”では終わらない、知的であたたかなミステリー。「名探偵のままでいて」の続編を読んで、優しさと切なさに包まれました。忘れてしまう前に、伝えたいことがある『名探偵じゃなくても』は、...