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おすすめ本

香住泰

キャンピングカーが導く“新しい人生”『幸せジャンクション』

悩みや迷いを抱えるときに読みたい一冊。出会いと旅の物語から「自分も救われる」読後感を届ける『幸せジャンクション』レビュー。
一穂ミチ

一穂ミチ『スモールワールズ』|生きることの不自由さを、それでも抱きしめたくなる一冊

この本で得られるもの一穂ミチさんの『スモールワールズ』は、家族や人間関係の中で生まれる「言葉にしにくい感情」を繊細に描いた短編集です。この本を読むことで――家族や身近な人との関係を振り返るきっかけになる他人の苦しみは完全には理解できないと知...
伊坂幸太郎

悪党なのに応援したくなる!? 伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』の痛快さ

この本から得られるもの・効果伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングが地球を回す』は、銀行強盗という非日常的な題材を扱いながらも、読者を笑わせ、爽快な気持ちにさせてくれる作品です。登場人物たちが持つ“ちょっと特異な能力”は、単なる設定以上の意味を持...
佐々森りろ

大人が読んでも胸が熱くなる。『春の真ん中、泣いている君と恋をした』の魅力

この本で得られるもの・効果『春の真ん中、泣いている君と恋をした』は、両親の離婚や再婚といった家庭の変化を背景に、不安や孤独を抱えながらも恋を通じて成長していく高校生たちの物語です。青春小説としての甘酸っぱさに加え、家族の絆や人間関係の複雑さ...
一穂ミチ

愛か、不信か。性犯罪をテーマに描く衝撃の恋愛小説|『恋とか愛とかやさしさなら』

1. はじめに:この本で得られるもの一穂ミチさんの『恋とか愛とかやさしさなら』は、「愛」と「信頼」、そして「許し」とは何かを問いかけてくる衝撃的な小説です。読み終えたとき、心の奥底を揺さぶられ、次のような気づきを得られるはずです。大切な人が...
藤崎翔

500年ぶりの復活──呪い人形お梅、現代で再び牙をむく!?

1. はじめに「呪いの人形」と聞けば、夜な夜な動き出して人を恐怖に陥れる——そんな背筋の凍る物語を想像する人が多いでしょう。ですが、藤崎翔さんの『お梅は呪いたい』は、その想像を気持ちよく裏切ってきます。本作は、戦国時代に一族を滅ぼしたとされ...
喜多川泰

【書評】『賢者の書』喜多川泰|今日から「どんな人間になりたいか」を考えてみよう

1. はじめに|この本が心を動かす理由『賢者の書』は、読み終えた瞬間に「今日から新しい人生を生きよう」と思わせてくれる稀有な一冊です。単なる自己啓発書ではなく、物語を通して深く人生の本質に問いかける力を持っています。喜多川泰さんの作品はどれ...
本の紹介

『あの日、タワマンで君と』ネタバレなし感想・あらすじ|生活交換から始まる狂気と非日常の物語

もし、今の生活を誰かと入れ替えられるとしたら? そんな非日常への憧れと少しの怖さが入り混じる一冊、『あの日、タワマンで君と』(森晶麿)。 地上47階という“異世界”で繰り広げられるのは、常識を越えたショーと、生活そのものをかけたゲームだった...
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