3745003

生活保護制度

中山七里

その“善人”は誰かを殺した――『護られなかった者たちへ』に見る制度の罪と正義

はじめに飽食の時代といわれる現代日本で「餓死」を題材にした社会派ミステリー。中山七里の小説『護られなかった者たちへ』は、読む者の価値観を揺さぶり、社会制度の矛盾に切り込む衝撃作です。善人とされる人物が立て続けに餓死させられるという異様な事件...
evie_chapyをフォローする